真空断熱材の効果とまとめ

結露した窓

真空断熱パネル ココエコ/ウォールインプラス

あまりにも酷い結露や寒さに長年悩まされてきたので、改善させたい。とお考えだったS様やⅠ様。断熱リフォームをご依頼くださいました。

訪問すると、そこには滝のように結露が流れ、川のように外へ流れ落ちていくリビングの大きな掃き出し窓や、ビショビショになったキッチンの窓がありました。

外壁を壊さない、部屋側の壁も壊さない!?

数社が真空断熱として商品を出していますが、代表としてLIXIL「ココエコ/ウォールインプラス」を例にします。

というのは、当社としての施工実績が多数あるからです。

それでは、まず原理からお話します。
グラスウールってご存知ですか?
数十年前から住宅には当たり前のように使用されているグラスウール断熱材ですが、こちらのように壁の中に入れるタイプを充填断熱材といいます。(ブローイングするセルロースファイバーや、ウレタンを吹き付ける断熱材も壁の中に吹き付けるので同じ部類になります)

あとは、外張り断熱ですね。
こちらは屋外の外壁仕上げ材を仕上げる前に発砲させて板状にした断熱板を外部壁に張り巡らせます。

解体工事を切り離せない上記断熱材

屋外の外張り断熱をリフォームで行うのは現実的ではないと思います。
天候にも左右されますし解体工事、足場工事も必要となり本来の断熱工事以外にも予算が必要になります。

では、部屋内側の壁を解体することは容易なのか?
外壁と比べたら、解体しやすいかもしれません。ですが粉塵も舞うので工事期間中は落ち着いて部屋としての使用はできないと思います。そしてここがポイント、仮に解体して充填断熱をおこなったとしても壁の厚み(柱や間柱の太さ)以上の断熱材を充填することはできません。

解体工事なし・最短工期1日・断熱性能(GW‘グラスウール’215㎜厚同等)

そこで真空断熱、「ココエコ/ウォールインプラス」を取り付けます。

1:既存の壁紙などを剥がします。

2:あらかじめ採寸して加工済みの真空断熱パネルを施工していきます。

3:板間に挟む、気密パッキン

4:壁紙などで仕上げ、工事完了。

1:施工面を平滑にするため壁紙などを剥がします。凹凸のある塗り壁などの場合は別途処理が必要になります。
  真空断熱パネルの厚みよりも引っ込んでしまう窓枠や見切り材などは、ふかし枠材の取り付けも行います。

2:真空断熱パネルには、汎用パネルとジャストカットパネルの2種類があります。
  当社では採寸加工されたジャストカットパネルを使用。現場加工がないもしくは最小限で工期も最小限に。

3:パネルとパネルの間、枠周りには気密パッキンを取り付けます。この時、気密性を高めるためにしっかりとした採寸と施工が必要になります。

4:壁紙などで仕上げて完了です。
  工事をしたのかわからないくらい違和感の全くない仕上がりです。

結果発表

大工・建築士の
輝臣より

温度差の激しい環境下で、毎年結露に悩まされていた住まいの結露がなくなり、冷暖房の保温効果の高いお部屋になりました。

基本的に外壁に面した壁に施工していきます。リフォームする部屋ごとの施工が可能なので、よく居るお部屋のみでもOKです。熱の損失量窓が大きいので合わせて断熱内窓「LIXILインプラス」を同時施工するとこが効果的です。

新築の断熱施工でもありえない厚みの性能が、短時間リフォームで手に入れることができます。

いかがでしょうか。価格はお部屋により壁面積が違うので直接お問合せ下さい。費用対効果としては非常に安価だと思います。

さらに、断熱対策を軸とした補助金をご活用いただくともっとお得になります。

LIXILウォールインプラス「ココエコ」お問合せ

    LIXILの真空断熱材ココエコ
    株式会社LIXILの真空断熱材「ココエコ」のページが別ウィンドウで開きます。

    施工ギャラリー

    どれも見た目は変わりませんが、取り付けたお住まいのお部屋環境は変わります。

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