子供が巣立ち２階を使わなくなった住まい「夫婦二人でゆったりと過ごすことのできる住まいを」とお考えだったW様。先を見越したバリアフリーリフォームをご依頼くださいました。
細かく区切られていた部屋をつなげ、明るく広々とした空間に。
効率的な生活動線と、道路沿いにあった玄関も移動、セカンドライフを楽しむための住まいが誕生しました。
HOUSE DATA
HOUSE DATA
静岡県富士市・Ｗ様邸
築年数：35年
建物種別：戸建住宅
工事面積：11坪
間取り：4LDK
工事内容：間取り変更リフォーム
W様のご要望
南面からの日差しが気に入っているというＷ様のご要望はこの4つ。
- 南向きの日差しの良いリビングでゆったりと過ごしたい。
- 老後、介護が必要になっても困らないようにしたい。
- 余計な家具は置かずスッキリと暮らしたい。
- できるだけ広く、段差をなくしたい。
リフォーム途中経過
Ｗ様のリフォームは以下のような工事を行いました。
基礎がない！
基礎のなかった凹んだ外壁部分を撤去して、新たに基礎を作りました。
地盤の湿気が上がらないように、ユニットバスの設置に必要な土間を打ちます。
土台と外壁下地を施工。後は外壁や内装の断熱材や壁を取り付けていきます。
お風呂リフォーム完成しました！
Ｗ様のお風呂リフォームが完成しました！ 完成後の様子を、少しご紹介します。
もともと勝手口から土間続きにあった洗濯機。廊下が脱衣場になっていました。
北側でも、明るく広々としたお風呂と脱衣室になりました。
しっかりポイント！屋外からの熱を遮る断熱材
もともと断熱材の入ってなかったお住まいは、
屋根や外壁に当たる太陽熱が伝わりやすいです。
そこで、今回は壁を作り直したので新たに断熱材を追加しました。
お風呂の保温効果もよくなり、省エネにもつながります。
こちらにはペットボトルを再利用したエコな断熱材「パーフェクトバリア」を使用しています。
輝臣より
水まわりや間取りをリフォームをする場合、既存の柱などの構造体が障害になってしまうケースが多々あります。
全体の構造を確認し、必要な補強をしていけば可能な工事もたくさんあります。 水まわりの配管移動も老朽化した配管を見直したり、柱などを見せるようにそのまま残したり、比較的自由に間取りを変更したり出来ます。
白蟻等に食べられてしまった土台や柱、サビだらけになって漏水寸前だった水道配管など、 今回のようなリフォームであれば、こうした目に見えない部分を改善できる可能性があります。
こちらのお風呂は北側のため、Ｗ様は冬の寒さをご心配でしたが、リフォーム後は快適にお過ごしいただいています。
すっかり生まれ変わった空間で、これからも元気にお暮らしください。この度は、ありがとうございました。
